

マオリ語週間
9月14日から20日まで、ニュージーランドではマオリ語週間でした。マオリ語はニュージーランドの先住民族であるマオリの人たちが話す言葉です。このマオリ語の母音はa, e, i, o, u、そう日本語のあいうえおを並べ替えただけ。そして読み方もローマ字をそのまま読むので日本人には馴染みやすい言葉なのです。今回はマオリ語週間とニュージーランドの公用語についての話です。 マオリ語週間とは、公用語であるマオリ語の使用を促進するため、そしてマオリ語を後世に残すために設けられたもので、1975年から毎年開催されています。70年代後半には、マオリ語がネイティブスピーカーと呼ばれるくらいに話せるマオリは20%にも満たない状態になっていました。マオリ語週間中は学校や図書館、政府組織はもちろんですが、一般企業なども含め全国各地で様々なイベントが催されます。学校では普段からマオリ語の授業がありますが、このマオリ語週間ではマオリの文化に触れられる授業が行われたりします。また、スーパーマーケットのチラシにもマオリ語の使用を促進するような広告が出たりします。年ごとに違うテーマ