

ニュージーランド卵事情
2023年がスタートしました、今年もよろしくお願いします。 未だに感染者や死者が出てい全世界を席巻したコロナも少し落ち着きを見せ、日本をはじめニュージーランドも国境を開け、人々の往来が戻ってきましたね。ニュージーランドでも現在感染者が増えていますが、病院など一部を除きマスクの着用義務もなくなり、街中でマスクをしている人を見かけることは滅多にありません。留学生やワーキングホリデーの若者、そしてワークビザで入国する人も少しづつ増えてきました。徐々にではありますが、以前の活気が戻りつつあります。 さて今回は卵のお話です。現在スーパーマーケットの卵の棚は空っぽになっているところや、あってもお一人様2パックまでなどとされ卵大乱の様相を呈しています。理由は2022年12月31日をもって、ニュージーランドではケージエッグが禁止となるため、供給量が大幅に減っているのです。ケージエッグとは別名バタリーケージエッグとも言われ、現代の工場型養鶏を代表するシステムです。 鶏1羽あたりの飼育スペースは370平方センチメールから430平方センチメールと非常に小さく(B5用紙