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エコ化の取り組み

  • aohno8
  • 2022年11月3日
  • 読了時間: 2分

 2019年にプラスチック製のショッピングバッグが禁止となったニュージーランド。プラスチックバッグがなくなった当初は戸惑いもありましたが、人間慣れるもので今ではみんながエコバッグを持って買い物に行くようになりました。ニュージーランドでは、2025年までの3年を掛けて更なるエコ化の道を進みます。その第一歩が10月に始まりました。今回はその内容をご紹介します。


 第一弾は10月1日よりポリ塩化ビニルやポリスチレンで作られた使い捨てのカップやフードトレイ、プラスチックの芯を使った綿棒、プラスチックのマドラーなどを売る事が禁止されました。一番大きな影響は、テイクアウト用のフードトレイではないでしょうか。これらは紙製のフードトレイやカップ、もしくはリサイクル可能なものに代替されます。第2弾は2023年、プラスチック製の使い捨てトレイやフォーク、ストロー、果物などの貼られているシールなどが禁止となります。そして最終段階は2025年、その他全てのポリ塩化ビニル、ポリスチレン製のフードパッケージが禁止となります。ヨーグルトのパッケージなどもこれに該当します。とは言え全てのプラスチック製品が禁止となるわけではありません。使い捨てと規定されるもの、リサイクルの難しいものに限られ、容易にリサイクルできるプラスチック製品などは含まれません。


 ニュージーランドでは年間一人当たり750キロのゴミが埋め立てられています。使い捨てやリサイクルの難しいプラスチック等を禁止する事で、埋め立てゴミの削減、リサイクルシステムの向上、環境負荷の軽減が見込まれます。今までは便利なものがよしとされてきましたが、時代は変わり如何に環境への配慮ができるかが重視されるようになってきました。プラスチックの禁止なども、国としてチャレンジするにはニュージーランドくらいの規模がちょうど良いのかもしれませんね。なにせ人口500万人ですから。これが上手くいって、世界的にもプラスチック禁止の方向へ向かう事を願っています。



プラスチックバックが禁止され、ニューワールドやカウントダウンなどのスーパーでは、エコバックを忘れた人はこのようなバックを購入することに・・・確かNZ$9ほどだったと記憶しています。

 
 
 

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