先生のストライキ
今年の5月29日は、子供が大喜びの学校が休みの日。でも休日ではありません。そう、先生がストをする日です。ニュージーランド史上でおそらく最も規模が大きいとされる今回のストは、「メガ・ストライキ」と呼ばれていて、NZEIとPPTAという2つの主要な教員ユニオンに所属する5万人も...
4月のスクールホリデーはちょっと特別
新学期が終わり2学期が始まるまでの4月のスクールホリデー。キウイにとってはクリスマス休暇と同じくらいに重要なホリデーです。ニュージーランドの国民祝日は、日本よりかなり少ないですが、その中でも「特級」クラスの祝日は「クリスマス」とこのホリデー中にある「イースターフライデー」の...
11月の移民法改定にあたって
ニュージーランド留学の目的はなんでしょうか? 「国際感覚」を身につけ、「英語」をマスターして「卒業」後、日本に帰国するという「帰国することが前提」の留学。これが日本における一般的な留学スタイルでした。しかし、たとえば高校卒業後、大学や高等教育機関で「学位を取得し、就職する」...
世界一早い?ニュージーランド英語
ニュージーランドに来て実感する方も多いと思いますが、「ニュージーランド英語は早い!」です。多少なり英語に自信があって留学してくる人でも、ニュージーランドに来てみたら会話のスピードについていけず、訛りもあってサッパリ聞き取れなくて困惑する、なんていう話もよく聞きます。確かに日...
スクールホリデーがやってくる(親の視点で見てみると)
西欧諸国の映画やテレビドラマでも馴染み深い、親が子を小学校に送迎するシーン。ニュージーランドでも例外ではありません。日本においては、現在では集団登下校が一般になってきたとはいえ、親や大人が子を学校まで送迎することはありませんよね。さすがにこの国でも中学生になる年齢では、自分...
政権交代、そして女性首相誕生
ジャシンダ・アーダーン首相誕生 日本と同様にニュージーランドでも国政選挙が行われ、ご存知の方も多いかとは思いますが、NZでは10月19日、37歳の女性首相が誕生しました。ジャシンダ・アーダーン新首相は、女性としては3人目、37歳は2番目に若い首相となります。このアーダーン新...
夢実現と英語能力テストの関係
NZで重要な英語能力テストといえば? 日本で留学が一般的になってきた1980年代から2000年代初頭までは、留学というと「経験重視」で、留学先も「語学学校」または「大学」、卒業後は「帰国」という過程が一般的でしたが、最近では「中学・高校留学」が珍しくなくなってきており、卒業...
世界ランキングから見る「NZの本当の姿」
今回は、ニュージーランドを教育関連以外のことを世界ランキング(特にトップ10)の観点で見ていきたいと思います。(世界の中におけるニュージーランドの教育事情については「ニュージーランドの教育力(OECDレポートで分かったこと:その1&その2)」をご参照ください。)...
ニュージーランドの教育力(OECDレポートで分かったこと:その2)
国際社会の中での日本人の弱点とは? 前回NZの中等教育の国際的評価について言及しましたが、今回はNZの中等教育の特長について触れてみたいと思います。 日本人は総じてシャイで人前で話すのが苦手あるいは不得手だと言われています。それには教科書と試験中心の教育システムにも問題の一...
ニュージーランドの教育力(OECDレポートで分かったこと:その1)
NZの中等教育の国際的評価は? ニュージーランドでは6〜16歳(5歳から小学教育は受けられます)が義務教育期間。6〜15歳が義務教育である日本とはシステムは若干異なるものの、初等教育、中等教育、高等教育と段階においてよく似ています。教育の充実度についてはOECDの調査結果で...