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地震の時にはどうするか?

2016年11月14日0時2分(ニュージーランド時間)にニュージーランド南島北部を震源とするマグニチュード7.5の大規模な地震が発生しました。パーマストンノースでも大きな揺れがありましたが、幸い被害は出ていません。今回の地震はゆっくりとした動きで時間的にも長いものでしたが、どうやら2回の地震が立て続けに発生したため一回の地震として「長く」感じられたようです。

ニュージーランドでは地震、洪水等の災害発生時には、Ministry of Civil Defence & Emergency Management(災害緊急事対策省ースタッフ訳)が各自治体と連絡を取り合って緊急事態に対応しています。政府または地方自治体が緊急事態だと判断した場合、日本のように「こちらは広報〜です」といった地方自治体によるアナウンスが町中で流れるということはなく、警報サイレンが鳴ることで緊急事態が伝えられます。個人レベルでは、各自ラジオ(停電でテレビが映らなかったりインターネットが使えない場合)で情報確認するよう求められています。

学校や会社等では防災・緊急事対策スタッフが常駐し(教師やスタッフが任命されています)、不定期に防災・避難訓練も行われており、普段から防災用ラジオ(手回しレバーで充電する手動発電タイプ)や懐中電灯、水や非常食の常備することも推進されています。

(* 以下画像イメージの下に続きます。)

ニュージーランドは日本と同じくプレート上に位置するため地震が多いとされますが、日本とは異なり都市部や住宅地の密集度も低いため、一番被害の出やすい火災や建物の崩壊についての危険度は、大都市圏を除いて日本よりかなり低いと言われています。比較的内陸に位置するパーマストンノースは最寄りの海岸(ヒマタンギ・ビーチ)から36km離れており、今回も津波に対しての注意勧告は出されていません。それでも普段からの基本的な災害対策や、災害時に「何をすべきか」の意識を持つことが大事だと言えそうです。

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