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NZ流お新年の過ごし方


西洋の国のひとつといえども、NZやオーストラリアなどの南半球の国のクリスマスは、北半球のそれとは雰囲気がかなり異なるのはご存知の通り。しかしながらホリデーを「家族と過ごす」というのは南北隔たりなく共通した文化です。クリスマスから新年にかけてのサマーホリデー。実は暦上ではそれほど長いものではありません。正式な祝日は、クリスマスの12月25日と翌日26日のボクシング・デー、それに新年1月1日と2日の合計4日間のみ。なので社会人は基本的にはこの期間+前後数日間に有給休暇を取り、全部で2週間程度の夏休みにするのが一般的です。お店が午後5時には閉まったり、土日にお店が休みだったりの、グローバル化が進む以前の20年ほど前までのNZでは、国全体がまだまだのんびりしていたため、夏休みも1ヶ月以上取るのことも珍しくなかったようです。

さて、PEの提携校が集まるパーマストンノースの新年は、世界的に有名なニューヨークのタイムズスクエアと同じく、スクエアでの新年のカウントダウンで始まります。しかしすでにそれを経験してしまい、パーマストンノース以外で特別な新年を、と考えている方には以下がおすすめです。

・初日の出:ギズボーン

世界で最も早く新年を迎える都市として知られ(日付変更線の東隣であるサモアやトンガ、クリスマス諸島が最も早い)、多くの人々がこの街の浜辺で新年を迎えます。

・カウントダウン、花火:オークランド

テレビ中継もされるオークランドの大晦日の夜は人出も多く活気があり、ウキウキとした気分にさせられることでしょう。新年を知らせる花火がスカイタワーとマッチして、美しい風景を創り出します。

・パーティー:パイヒア、クイーンズタウン

北島ファーノースのパイヒアと南島のクイーンズタウンは、若者が大晦日から新年を楽しむために集う街。難点はお酒を飲み過ぎてしまう若者が多くなってしまうことでしょうか...。

・音楽フェスティバル:Rhythm and Vines、Rhythm & Alps

ネーミングが似ているこれらのフェスティバル、前者はギズボーン、後者は南島の観光地ワナカで開催されるミュージックの祭典です。数日間に渡り多数のミュージシャンによるコンサートが楽しめます。

上記以外にも、NZらしく大自然の中で新年を迎える人たちもたくさんいます。山や海でのキャンプ&バーベキュー、あるいはバンジージャンプや、スカイダイビングなどのアドベンチャーで新年を祝うというオプションも。

留学生の中でも、ホームステイを休み中に続けることができる場合は、NZ流ファミリーホリデーを経験することができるかもしれません。一般的なのは旅行ですが、ホリデー中の旅行はなにせお金がかかるため、多くのキウィは遠くに住む「親戚の家にお邪魔する」という経費節約型の旅行をします。そこでは特に何かするのでもなく、おしゃべりをし、バーベキューをし、水遊びをし、ひたすらのんびりします。もちろん、どこにも外出せず、自宅で過ごす家族もたくさんいます。その場合は「サマープロジェクト」という名目で、DIYで自宅のペンキを塗り変えたり、リノベーションをしたりして汗水を流します。

除夜の鐘や初詣など、厳かさにかけるNZの新年ですが、過ごし方は上記のようにさまざま。自分に合ったキウィ式ホリデーを楽しんでください。

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