世界初”禁煙国家”?

 素朴な疑問ですが、歳を取るごとに一年が経つのが早く感じるのは何故なのでしょう?コロナに翻弄された年が続いていますが、2022年はどんな年になるのでしょうか?ニュージーランドではデルタ株の抑え込みに成功し、日常が戻ってきたかに見えましたが、オミクロン株の市中感染が判明し、予断を許さない状況となっています。いったいどうなることやら...

 さて今回はニュージーランドが行う世界初の試み「禁煙国家へ」について書いてみたいと思います。ニュージーランド政府は12月9日、2023年時点で14歳以下の少年少女が生涯に渡ってタバコの購入を禁止する法案を2022年に提出し、2022年12月の成立を目指すと発表しました。この法案が成立すれば2023年に同法が施行され、この時点で14歳以下の少年少女は生涯に渡って、合法的にタバコの購入ができなくなります。というのも、現在ニュージーランドは18 歳未満のタバコの購入及び喫煙が禁止されていますが、この法律のよって2027年からタバコの購入及び喫煙の禁止年齢が毎年1歳ずつ引き上げられるため、2023年に14歳の少年少女は仮に60歳になっても禁止年齢が61歳未満となるため、タバコの購入ができないことになります。これは2025年までに国内の喫煙者を5%未満まで減らす「スモークフリー2025行動計画」の一部で、若い世代のタバコ購入を一切禁ずる動きのひとつです。政府はいままで喫煙率を下げるために、税金を上げタバコの値段を上昇させてきました。現在ニュージーランドの喫煙率は9 .4%で、2018年の18%から大きく下げ、値上げは一定の効果を表しており、2025年の5%も 達成できそうな状況です。しかしながらこれをさらに下げるために、若い世代のタバコ購入自体を禁止する方向に大きく舵をきるようです。今回の法律はタバコの段階的な販売禁止に加えタバコを販売できる場所の制限、販売するタバコのニコチン含有量の引き下げなども含まれます。

百害あって一利なしと言われるタバコ。歩きタバコや副流煙など確かに非喫煙者への影響もあるのでしょうが、節度を持って周りに迷惑をかけないようにすれば良いのではと個人的には思っています。吸わないに越したことはないのでしょうが、あくまでも嗜好品ですから、国全体で禁止するのは???と個人的には感じてしまいます。かつてアメリカで禁酒法ができた時代に密造酒が出回ったように、嗜好品を国が禁止をすれば必ず非合法の品が出回ります。であればいっそのことそれ自体は合法として、今の日本のように厳しいルールを課すのが良いのではないでしょうか。日本でも特に東京などでは、歩きタバコや路上喫煙禁止など厳しいルールがあり、非喫煙者に迷惑を掛けないように努力しています。ニュージーランドでもすでに屋内禁煙ルールが定着しているので、さらに一段上のルールを作れば、今まで以上に非喫煙者への影響は少なくなると思います。まあ、喫煙者の健康面への影響は変わらないので、そこを考えるとやはり禁止するのがいいのでしょうか。だんだん堂々巡りになってきた気がします。

それでは、2022年が皆様にとって素敵な年になりますように!




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