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学生達の住環境

時が経つのは早いもので、令和3年1月も終わろうとしています。

コロナの収束が一向に見えてきませんが、今年も頑張っていきたいと思います。


ニュージーランドでは再びコロナ感染者が発生しました。1月28日現在3名です。日本に比べれば格段に少ない数ですが、ニュージーランドでは大ニュースになっています。ウィルスと共生するのではなく、撲滅に向けて走っているニュージーランド、この先どうなる事やら・・・。


さて今月のトピックは留学生や現地学生の住環境についてです。

まずは中・高校生留学からです。こちらは18歳以下という事もあり、ホームステイか寮の選択になります。ホームスティに関しては、移民の多いニュージーランドですから、他国の学生を受け入れるのにも慣れており、自分達やその子ども達の異文化交流のためという家庭が少なくありません。留学生はお客様としてではなく、家族の一員として受け入れられますので、ホームステイをした際は積極的にお手伝いなどをすることが重要です。

寮のある学校は直ぐにいっぱいになってしまうので、早目に予約をする必要があります。

寮に空きがなければ必然的にホームスティになります。

寮の規律は厳しく、違反すると退寮となりホームスティに変更です。スポーツをやる学生は朝練などがありますから、寮を希望する生徒が多いです、通学時間を考えなくていいから便利です。全寮制の学校も多くありますが、こちらはスクールホリデー期間中にExeatsと言い寮が一時的に閉鎖されることがありますが、その時はホームスティになります。


では、大学生となるとどうなるのでしょうか。留学生の場合は最初はホームステイか寮を希望する学生が多いようです。語学の問題以外にも、現地の事情が分からないため最初から一人暮らしをするにはかなりハードルが高いようです。慣れてきたら、一人暮らしやフラッティングをする学生さんも出てきます。現地の学生は自立が早いので大学生になると親元を離れる子たちが多くいましたが、現在ではそれも少し事情が変わってきています。特にオークランドをウェリントンでそれが顕著に表れています。一昔前であれば、近くに親が住んでいても自分達で家を借りたり、フラッティングをしたりしていたのですが、近年の不動産バブルと住宅不足により家賃が高騰したため、親が近くにいる場合は親元から学校に通う学生が増えてきました。では地方からオークランドやウェリントンの大学に行く学生はというと、寮にはいる、フラッティングをする、ルームシェアをするのいずれかになります。一番安心でリーズナブルなのはやはり学校の寮です。ただし学校の寮に入るには審査があり希望した学生全員が入れるわけではありません。寮の場合ほとんどの学生が1年目食事つき、2年目からはフラッティングタイプの寮(食事なし)へ移動するか、通常のフラッティングやルームシェアとすることになります。寮の造りはシンプルですが非常に清潔で、快適な部屋となっています。また学校に近いのも魅力の一つです。ちなみにオークランド大学の寮は食事つきで年間約1万5千ドル、食事なしで年間約1万ドルとなっています。フラッティングするよりかなりお安くなっています。近年は家賃が高騰しているため、フラッティングができずルームシェアする学生も増えてきています。ルームシェアとは文字通り1部屋を2人(3人はほとんど聞きません)でシェアするので、非常に狭い空間となります。勉強どころではない気がしますが・・・💦 それでも学生さん達はみな勉学に励んでいます。


こちらは高校の寮のお部屋です、部屋は狭いですがテレビを見たり団らんができるリビングルームは他にあります。

こちらは食堂です、寮生は3食ここで食べます。

オークランド大学の寮の部屋です。空き部屋を撮らせてもらったので、部屋が片付いています。

オークランド大学 寮の部屋の外はこの様な感じになっています。

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