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リッパーラグビー

6月24日にスーパーラグビーの決勝戦が行われました。スーパーラグビーは現在ニュージーランド、オーストラリア、フィージーの3カ国からの12チームで構成されています。スーパーラグビーは1986年のサウスパシフックチャンピオンシップを起源とし、その後様々な国やチーム数の変更を経て、現在の12チームとなりました。いずれもプロチームです。今年のスーパーラグビーは、クライストチャーチをホームとするクルセーダースが優勝しました。地域のラグビークラブなどでは、クラブハウスに皆が集まりビールを飲みながら観戦をしたりしました。ラグビー王国ニュージーランドですから、当然ですよね。

 

 そしてラグビー王国では、小さい頃から本当に多くの子供達がラグビーをします。もちろん女の子もプレイします。ラグビーと言うとタックルやスクラムなどもあり子供達には危険ではないかと思うかもしれませんが、そんな事はありません。子供達が安全にプレイできるように、タッチラグビーやリッパーラグビーというものがあります。どちらもスクラムやタックルはありません。タッチラグビーはボールを持っているプレイヤーが相手からタッチされたらそこから再スタート。5回の攻撃でトライできなければ相手ボールとなります。リッパーラグビーは、腰にマジックテープでついたタグのようなものを付けてプレイします。ボールを持ったプレイヤーのタグをペリッと剥がしたらそこから再スタート。こっちも5回の攻撃でトライできなければ、相手ボールとなります。どちらもタックルがないので、子供達でも安心してプレイができます。子供達はただただトライを目指して走ります。パスなんてしません。変な言い方ですが、ボールを持って走るだけなので、初めての子でも楽しめるのが良いところです。サッカーだとこうはいかないですよね。こうして小さい頃からラグビーの楽しさを知り、少し大きくなると本格的にタックルのあるラグビーになっていきます。これが裾野の拡大、選手層の厚さ、王国となっていくのではないでしょうか。ラグビー王国ニュージーランドの未来は明るいですね!






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