第36回アメリカズカップ 2021

 ニュージーランドでもようやくコロナウィルスのワクチン接種がはじまりました。まだ医療関係者や空港関係者など罹患可能性の高い人たちのみですが、一般人の接種は7月スタート予定です。そんな中、先日オークランドでアメリカズカップが開催されました。4人に1人はヨット(ボート)を保有していると言われ、世界一のヨット(ボート)保有率を誇るニュージーランドでは、大人気のスポーツです。今回はそんなアメリカズカップを紹介したいと思います。


 アメリカズカップは、1851年イギリス・ロンドンで開催された万国博覧会の記念行事として行われたヨットレースに端を発します。アメリカズカップとして正式に大会が開催されたのは、1870年が第一回となります。1851年以来アメリカが132年間この優勝杯を防衛をしました。この優勝杯として使われている銀製の水差し状のカップは、世界最古のトロフィーとして現在も使用されています。

 海のF1とも呼ばれるこのレースは莫大な資金もさることながら、造船工学、流体力学、航空力学など最先端のテクノロジーが投入され、参加国の威信を掛けたレースとなっています。2013年の第34回大会から採用された「フォイリング」と呼ばれる水中翼がスピード革命を起こし、現在のヨットは時速50ノット(約92キロ)を超えるスピードが出せるようになりました。

 レースは基本的にマッチレース形式で行われます。防衛艇(前回優勝艇)に挑戦できるのは1艇のみとなり、予選を勝ち上がってきた1艇だけがアメリカズカップを賭けて防衛艇に挑戦ができます。大会は前回大会で優勝した国で行われる事になっており、前回大会の優勝者はチームニュージーランドでしたので、今回はニュージーランドで行われました。コロナがなければ世界各国から観光客が押し寄せてきたのですが、今回は国内からの応援のみとなりました。

 それでもすごい盛り上がり。さすがはヨット保有率世界一のニュージーランド。大画面が設置されたワーフはもちろんの事、各地のヨットクラブやスポーツバーまで、たくさんの人で賑わいました。大会会場は海の上なので競技場のように観戦はできないかと思いきや、多くのヨットやボードが海にでて、レース会場(海上?)を取り囲み観戦をしていました。

 今大会の挑戦艇はイタリアでしたが、ディフェンディングチャンピオンのチームニュージーランドが7対3で圧勝!2大会連続勝利を収めました。



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