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カフェ好きなニュージーランド人

レベル2に引き下げられて早2週間が経ちました。まだまだ通常通りとは行きませんが、経済活動は順調に戻りつつあります。10人以上の集まりが禁止でしたが、今日29日から100人までに拡大されました。新規感染者も6日連続でゼロと順調に終息に向かっているようです。ソーシャルディスタンスの確保はまだ保たなければなりませんが、スーパーに入るのに並ぶなどの事はなくなり、レストランもテーブルとテーブルの間をあけなければなりませんが、営業ができるようになりました。経済活動は順調に戻りつつあると言いましたが、失業者も増えています。特に観光業に従事する人たちは、失業もしくは失業の危機に瀕しています。失業者を少しでも少なくする為に、政府が特に打撃の強かった業界に対しては週$585.80までの賃金保障を8月まで延長しました。この保証を受けた会社は、8月まで社員を解雇することできないという条件となっています。またコロナによる失業者には、週$490の特別給付金が支給されます。こういった政府のサポートは本当にありがたいです。

今回はニュージーランドのカフェ事情についてです。元イギリス領、そして現在はイギリス連邦に加盟国しているニュージーランド。全人口の70%以上をヨーロッパ人が占めています。イギリスと言えば、言わずと知れた紅茶文化の国です。イギリス系のニュージーランドもカフェではさぞや紅茶が主流かと思われがちですが、実はコーヒーが主流です。ニュージーランド人はカフェがそしてコーヒーが大好きです。ほぼ全国どこの街に行ってもカフェは必ずあります。オークランドなどの大都市であれば、10メートル、20メートルおきにカフェが並んでいるような通りもあります。住宅街や工場地帯などには移動式のカフェがあったりもします。

さてニュージーランド人はどのくらいコーヒーが好きなのでしょうか?2019年のデータによると、70%以上の人が少なくとも1日1杯のコーヒーを飲み、24%の人が1日3杯以上飲むそうです。4人に1人は1日3杯以上のコーヒーを飲む。1日3杯って多いですよね。もちろん家でコーヒーを飲むこともあるのでしょうが、72%はカフェ(テイクアウトを含む)でコーヒーを購入しています。朝のビジネス街で、多くの人がテイクアウトのカップを持って出勤しているのを見ると納得です。全国展開しているガソリンスタンドBPにはカフェが併設していますが、このカフェでは年間1100万杯のコーヒーが売れるそうです。実に1日約3万杯。

ニュージーランド人の一番人気はフラットホワイト。31%の人がこのフラットホワイトをオーダーしています。日本の人には馴染みがないかもしれません。ラテのような感じですが、ラテより牛乳が少ないのでコーヒーの味がより楽しめます。2番人気はカプチーノで18%の人がオーダーをしています。コーヒーキャピタルと呼ばれているウェリントンでは、ラテが一番人気で23%の人がオーダーしているとのデータがあります。これら人気ドリンク以外にも様々なドリンクメニュー、そしてキッシュやスイーツなどフードメニューも充実しています。皆さんもニュージーランドにお越しの際は、ぜひカフェでフラットホワイトをお試しください。きっとお気に入りになると思います。

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