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スクールホリデーがやってくる(親の視点で見てみると)

July 1, 2018

 

西欧諸国の映画やテレビドラマでも馴染み深い、親が子を小学校に送迎するシーン。ニュージーランドでも例外ではありません。日本においては、現在では集団登下校が一般になってきたとはいえ、親や大人が子を学校まで送迎することはありませんよね。さすがにこの国でも中学生になる年齢では、自分で登下校するのが一般的ですが、それでも日本でいう「鍵っ子」が法律的に認められていないNZでは、子供は14歳までは家に一人でいることはできません。子供が帰宅する午後3時過ぎには、子供の面倒を見る大人が最低でも一人在宅してなくてはなりません。そう、親の頭痛のタネがこの「アフタースクール」の時間帯。

 

まだまだ専業主婦が多かった時代には、今ほど大ごととされることはなかったでしょうが、共働きやシングルマザー(ファザー)が珍しくない現代、午後3時以降のこの魔の時間をどうやり過ごすかで四苦八苦している親も少なくありません。共働きの場合はどちらかがパートタイムにしたり、交代で勤務時間を短くしたりして対応するケースが多いかたわら、金銭的に余裕のある場合はスポーツや習い事に通わせる、あるいはシングルピアレントで働いている場合は託児サービスのようなアフタースクールプログラムに参加させるのが一般的です(下校時にプログラムのスタッフが送迎バスで待機しています)。日本のような塾はありません(ない訳ではありませんが、国際バカロレアでも目指さない限り、小中学レベルでは基本的にはニーズがありません)し、学校内クラブ活動は日本ほど盛んではなく、頻繁に行われるものでもありませんので、学校に居残るすべもありません。こうしてNZで暮らす親たちは、結果的に我が子と過ごす時間が嫌が応にも長くなっていきます。

 

そして約3ヶ月に一度の恐怖の2週間がやってきます。学期間の休み、つまり「スクールホリデー」です。ただでさえアフタースクールをどうするかで頭を痛めていたのが、2週間丸々子供とどう過ごすかという、さらなる難問にレベルアップするのです。そしてその期間、親は休暇を申請するか?近所に住む祖父母などの親族に助けを乞うか?高額なスクールホリデープログラムに参加させるか...?に頭を悩ませる上に、子供のために今まで以上に「もっと時間を割かなければいけない」、この時期は家族旅行も増えるため交通費・宿泊費が割高になり「コストがかさむ」、子供が楽しめそうな場所は全て「混む」という、三重苦にも同時に直面することになります。

 

子供にゲームやスマホを与えてしまう「放置型」。習い事をさせたり、キャンプに参加させたりする「投資型」。一緒にアクティビティーに参加したり、旅行したりする「向き合い型」。以上がオプションとして考えつきますが、結局のところコストをかけて解決するというのが一般的で、コストをかけない!という決断を下すと、丸一日中我が子と向き合い、時間を過ごすことになります。なんとか誤魔化しながらやり過ごすのか?親子ともに学び、成長するのか?スクールホリデーは親にとっては自分の「子育て」が試される期間といっても過言ではありません。正しい答えが存在しない中で、自らの家族にとって正しい選択をしていかなければならないのです。

 

しかしながら、留学生にとっては学び多い2週間が待っているはず。留学生をホストしたいと考えるファミリーは概して、異文化交流に興味があり、留学生にニュージーランを好きになってもらいたいと考えている方々が多いため、上記の「放置型」や「投資型」よりは、「向き合い型」が多いと思われます。しかし普段は忙しく働いているホストマザーやファザーとは、週末以外は夕食時に話をする程度というケースもあるかもしれませんね。ホームステイをしている留学生にとっては、学期期間中以上にホストファミリーの真の「家族の一員」となるチャンス。行動をともにし、行事に一緒になって参加することによって、学校生活だけでは知り得なかった本当のキウィ文化や家族の絆が垣間見れる、有意義なホリデーになることでしょう。自ら進んで家事を手伝ったり、ホリデー中の計画を提案してみたりと、居候的存在から正規の家族メンバーへのステップアップ、ぜひ目指してほしいものです。

 

 

ニュージーランドスクールホリデー(2018年)

 

第1学期 4月14日(土)〜4月29日(日)
第2学期 7月7日(土)〜7月22日(日)
第3学期 9月29日(土)〜10月14日(日)

第4学期 学期終了日翌日から5〜6週間

 

*学校や地域によって若干の誤差があります

 

 

地震,ニュージーランド

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