温室効果ガス削減

ニュージーランドは冬本番。オークランドではマイナスにこそなりませんが、朝晩は0度近くまで冷え込み、雨の日も多く憂鬱です。ただ冬至も過ぎたので、これからは徐々に日が長くなって春に向かっていきます。冬至の日のオークランドの日没は5時12分ですが、クイーンズタウンでは3時32分です。小さい国のニュージーランドでも縦に長いとこんなにも違うんですね。


 さて今回は温室効果ガス削減についてです。ニュージーランドのCO2年間排出量は世界73位で約3千万トンです。世界平均の約1億6千万トンより大きく下回っていますが、そこは人口が少ないので当然ですよね。では一人当たりの排出量はというと、世界46位で約7千2百トンとなり、世界平均の4千9百トンを大きく上回っています。政府の目標は2050年までに1990年の50%まで持っていくというもの。各国ともに様々な施策を打っていると思います。ここニュージーランドでも先日新たな施策が発表されました。


 日本でもお馴染みのエコカー補助金です。ニュージーランドの面白いところは補助金だけでなく、エコではない車を購入した場合は追加費用が掛かるのです。7月以降新車、中古車を問わず新たに登録した車に適用されます。補助金の額は一定ではなく、車種によって変わります。1キロ当たりの二酸化炭素の排出量が少なければ少ないほど、補助金が多くなります。新車の電気自動車(日産リーフなど)で最大の$8625の補助金が受けられます。プラグインハウブリッドで約$6000弱、プリウスなどのハイブリッドで$2000〜$3000の補助金が受けられます。基準が1キロ当たりの二酸化炭素排出量なので、電気自動車やハイブリッド車ではなくても補助金が受けられます。例えばトヨタヴィッツの新車で$3620、ホンダジャズの新車で$1360となります。トヨタRAV4のガソリン車などはゼロバンドと言われるクラスに該当し補助金も追加費用も掛かりません。


 そしてここからがニュージーランドの面白いところです。二酸化炭素排出量の大きい車は登録時に最大で$5875の追加費用が掛かります。トヨタハイラックスの新車で$2900の追加費用が掛かります。車代金に追加で数千ドル掛かるのは、購入者にとっては痛いですよね。ニュージーランドでもプリウスに代表されるハイブリッドは人気で、至る所で走っています。この補助金で電気自動車やハイブリッド車がさらに増えていくんでしょうね。環境にとっては良いことなんでしょうが、車好きの私にとってはどんどんつまらない車が増えて、「車に乗る」ではなくただの移動手段になってしまいちょっと残念です。

オークランド


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