募金活動 Wig Wednesday & Daffordil Day

 ニュージーランドの学校では、様々な募金活動が積極的に行われています。ゴールドコインドネーションと言われ、子供達が1ドル又は2ドルのゴールドコインを持ってきて(もちろん5ドル札や10ドル札でも構いません)募金します。ただ単にコインを持て来て募金するのでは子供達の興味を掻き立てられません。そこで学校側はこう言った募金活動をイベントにして、子供たちが楽しみながら、そしてその意味を勉強しながら募金ができるようにします。8月、9月にはそんなイベントが2つあるので、ご紹介したいと思います。因みにどちらも学校だけではなく、ニュージーランド全体でイベントや募金活動が行われています。


 まず1つ目は8月の最終金曜日に行われる、Daffodil Dayです。これはニュージーランドがん学会が主体となって行なっているキャンペーンで、がん患者とその家族へのサポート、教育、認識の向上、研究などのサポートを目的としています。Daffodil Dayは1957年にカナダではじまり、1970年代にはアメリカで、そして1990年からはニュージーランドでもキャンペーンが行われるようになりました。Daffodilとは水仙のことで、水仙が春の訪れと新しい生命を象徴している事から、このキャンペーンのシンボルとなりました。Daffodil Dayの日、街中では募金をした人に小さな水仙のイミテーションなどが渡されますが、学校では水仙をイメージして生徒や先生が黄色い物を身につけて登校します。黄色が含まれていればなんでも良いのですが、黄色いシャツを来てくる子が多いようです。募金もそうですが、黄色い物を身に付けるのは強制ではないので、普段通りの格好の子もいます。


 2つ目はWig Wednesday です。小児がん財団が行なっているこのキャンペーン、今年は9月7日がその日になりますが、財団はキャンペーンの日にちにはこだわっておらず、各々が都合の良い日にやって欲しいと正式に言っています。したがって学校によっては8月に行う場合もあります。Wig WednesdayはDaffodil Dayとは若干違い、がん患者の子供とその家族へのサポートにフォーカスしています。財団はファンキーなカツラを被ったり、髪の毛を剃ったりする事で、小児がんの認知度を上げるサポートをしてほしいとしています。抗がん剤治療によって髪の毛が抜けてしまう子達が、髪の毛が抜けてしまう事、カツラを被ることへの抵抗を少しでも無くそうという思いがそこにはあります。学校ではゴールドコインドネーションに加え、先生や生徒がカツラを被ってWig Wednesdayをサポートします。


 このように子供達は楽しみながら、学校全体で募金の重要性やその意義などを学んでいきます。小さい頃からこう言った活動をする事で、相互共助という考えが養われていくのかもしれませんね。




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