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交通事故を減らす取り組み

 ニュージーランドは日本とは比べ物にならないくらい車社会です。公共交通機関が比較的充実している大都市のニュージーランドでも、車が重要な移動手段となっています。ニュージーランドの人口500万人のうち18歳以上が200万人、世帯数は2万世帯弱となっていますが、車の登録台数は450万台にもなります。商用車も含まれるので単純には言えませんが、大人1人当たり2台以上所有している計算になります。


 車社会ゆえに交通事故も多く発生しています。交通事故による被害者は平均すると1日1名の死者、7名の重症者がいると言われます。交通事故を減少させるため、オークランドで新たな試みが行われました。このトライアルは38万ドルを掛け6ヶ月間行われます。目的はデータ収集及び今後の取り締まりの方針を決めるためとなります。このトライアルではセーフティカメラと呼ばれる新型カメラがオークランド内に3箇所設置されました。このカメラはドライバーの携帯電話使用、シートベルト未装着を認識し写真を撮ります。

 

 今回はあくまでもトライアルであり、携帯電話使用、シートベルト未装着の写真を撮られたとしてもドライバーに罰金や減点はありません。また撮影された写真は一部報告用写真を除き48時間以内に破棄されます。3ヶ月で確認された違反は10万件を超えました。ちなみに違反の9割以上が携帯電話使用だったそうです。全体の交通量から換算すると1.3%のドライバーが携帯電話を使用していることになります。


 今後このデータをもとに交通取り締まりの方針が話し合われますが、仮に本格導入となった場合、現在導入されているスピードカメラによる取り締まり数に比べ3倍になるだろうと予想されています。取り締まり強化によって、交通事故が少しでも減少することを願うばかりです。




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