ホリデープログラム
2週間の短いスクールホリデーも終わり、子供達は元気に学校に通っています。今年は雨が多くダムの貯水量が100%近くなっており、夏の水不足の心配は無くなりました。逆にダムが溢れないよう放水しているような状況です。ニュージーランドでは、14歳未満の子を家などに1人にする事は違法となっています。14歳未満の子は親、もしくは14歳以上の保護者がわりの人間が居なければなりません。共働きの多いニュージーランド。親がスクールホリデーのたびに仕事を休むことができません。そこで子供達の多くはホリデープログラムに通います。今回はそんなホリデープログラムについて紹介したいと思います。
ホリデープログラムには様々な種類があり、そして多くのプロバイダーがいます。プロバイダーは市役所、コミュニティーセンター、教会、YMCA、スポーツクラブなどなど様々です。プロバイダーや内容によっては年齢制限があり、料金も無料のものから1日から100ドルするものまで様々です。いくつか特徴的なものの一部を紹介したいと思います。
まず市役所が行うホリデープログラム。市内にある数カ所のレジャーセンターで行われ、年齢は5-13歳向けのものと、11歳-18歳向けの2種類があります。小さい子向けはスポーツやゲーム、クッキング、アートなど様々な内容で構成されています。大きな子向けはスポーツがメインでバスケットや水泳、チームビルディングなども行います。市役所主催なので、料金はリーズナブル。小さい子向けは1日30ドル前後(センターによって違いあり)、大きい子向けは無料です!しかも6-8時間のフルデーなのでとってもお得です。
次はコミュニティーセンター。地域にあるコミュニティーセンターでもホリデープログラムが行われます。他のプログラムに比べ、コミュニティーセンターの近隣の子達が集まるので、学校の延長線的でアットホームな感じです。年齢はコミュニティーセンターによって違いますが、基本的には小学生向けです。内容は折り紙やアート、クッキングなど様々な内容で構成されており、動物園への遠足などもあったりします。料金は20-40ドルでリーズナブルですが、半日の所が多いです。
教会でもホリデープログラムがあります。半日のプログラムが多く、参加費は無料(寄付金としています)です。その教会に通う大きな子達がボランティアで小さい子の面倒を見てくれます。最後に聖書の一節を皆で読んだりしますが、宗教に関係なく受け入れてくれます。
アフタースクールプログラム(日本で言う学童保育のようなもの)を提供しているプロバイダーも、ホリデープログラムをやっています。誰でも参加できるのですが、メインターゲットは普段アフタースクールプログラムに参加している子達なので、朝7時スタートの夕方6時までと他のプログラムに比べて時間が長いです。朝早いので朝食も提供されます。内容は他と似たり寄ったりで、アートやクラフト、クッキング、音楽、サイエンス、ゲームなどになります。料金は1日70ドル前後と他に比べ若干高めですが、時間や内容を考えるとそこまで高くない気がします。
これら以外にも宿泊を伴う数日間のホリデープログラムもあります。サーフィンや乗馬など一つのものに特化したキャンプから、様々なアウトドアアクティビティを行うキャンプまであります。
日本とは違う子供達の休みの過ごし方いかがでしたでしょうか。子供達は色々と体験できて良いのでしょうが、親は大変ですよね。
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