エコ国家のゴミのお話
先日スーパーマーケットに行って衝撃を受けました。アボカドがなんと1個7ドル99セントもしたんです。とてもじゃないけど手が出ませんでした。少し調べてみたところ、植えかえの関係で2〜3年に一度アボカドの価格が上昇するようです。今年はその年で、8月くらいまではこの値段が続くようです。値段が落ち着くまではガマンです。
今回はゴミの話です。4月からオークランドに新たなゴミ分別が導入されました。今までは一般ゴミとリサイクルゴミの2種類。一般ゴミは毎週、リサイクルゴミは2週に1回の回収です。リサイクルゴミは缶、ビン、プラスチック、紙類。分別はせず、全部同じ回収箱に入れます。日本のような細かい分別はしません。細かくしてもこちらの人は出来ないと思いますけどね。おおらかな性格ですから(笑)。それ以外は全て一般ゴミとなります。
一般ゴミは全て埋め立てで、日本のような焼却炉はありません。なので粗大ゴミのような大きな物、オイルなどの有害なもの以外は何でも一般ゴミとして出します。ここに新たに生ゴミ専用の回収箱が導入されました。今まで一般ゴミとして埋め立てていた生ゴミを分別して回収し、肥料やバイオガスとして再利用します。これによってゴミの削減と再利用が可能となりました。生ゴミは全一般ゴミの約45%を占めており、オークランド全体で年間約45万トンのゴミ削減となります。またこれによって、環境への負荷及び気候変動軽減の助けとなります。エコ国家ニュージーランドらしい取り組みですね。今のところオークランドだけの導入ですが、今後ニュージーランド全土に広がればよりエコな国になるんですけどね。
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