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イギリス連邦のニュージーランド

  • aohno8
  • 2022年10月1日
  • 読了時間: 2分

 2022年9月8日、イギリス女王であったエリザベス2世が逝去されました。ニュージーランドはイギリス連邦の一員であり、イギリスとは深い関わりがあります。今回はそんなイギリスとの関係や歴史、エリザベス2世の国葬などについて簡単に紹介したいと思います。


エリザベス2世は享年96歳、イギリス君主としては最長の在位70年でした。9月19日には、ロンドンのウェストミンスター寺院にて国葬が執り行われ、アーダーン首相も参列しました。ニュージーランドはイギリス国王(正確にはニュージーランド国王)を国家元首とする立憲君主制であるため、ニュージーランド各地では記帳所が設けられ、多くの国民が訪れていました。また女王への哀悼の意を表するため9月26日を一度限りの祝日とし、午後2時より2分間の黙祷を捧げ、ウェリントンでは追悼式が行われました。エリザベス2世は女王時代に10回もニュージーランドを訪れており、多くのニュージーランド国民から愛されていました。


 ニュージーランドとイギリスの関係は1769年10月7日、イギリス人探検家のジェームズクックがニュージーランド北島の陸影を発見したことに端を発します。翌8日にはヨーロッパ人で初めてニュージーランドに上陸を果たしました。この発見をきっかけにニュージーランドへの来訪者が現れ始め、イギリスからのみならずアメリカやフランスなどからの来訪者も増えていきました。1825年ロンドンに設立された植民地会社が移民の斡旋を始め、1830年頃には2000人を超えるヨーロッパ人がニュージーランドに居住するようになります。その後1840年に結ばれたワイタンギ条約の締結をもってイギリスの直轄植民地になり、1907年にイギリス連邦自治領となった後、1947年にイギリス連邦の一国として独立しました。独立後もイギリスとニュージーランドは親密な関係にあります。現在500万人いる人口のうち約26万人がイギリス生まれであり、330万人いるヨーロッパ人の多くは先祖がイギリスから来ているとされています。






 
 
 

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