
先生のストライキ
今年の5月29日は、子供が大喜びの学校が休みの日。でも休日ではありません。そう、先生がストをする日です。ニュージーランド史上でおそらく最も規模が大きいとされる今回のストは、「メガ・ストライキ」と呼ばれていて、NZEIとPPTAという2つの主要な教員ユニオンに所属する5万人もの教員が同時にストを行う予定のため、80万人もの生徒、そしてその親に影響が出ると予測されています。 ニュース動画では、先生による「賃上げ要望」のデモ行進の模様が映し出されています。中にはデモ行進に先生と一緒に加わっている生徒もいるようです。「私の先生の給料をもっと上げて!」などと書かれているプラカードを持っている子供や、先生の表情には深刻な様子はあまりなく、何か微笑ましい感じもします。 突然のストライキは、親にとっては当然寝耳に水。NZでは14歳以下の子供だけで家にいることは法律で禁じられているため、大人の保護者が一緒でないといけません。ある程度余裕を持って、学校側からスト決行日が通知されるとはいえ、その日をどうやり過ごすかを計画・アレンジするのは、働くお母さん、お父さんの頭痛