
クライストチャーチの銃撃事件によせて
被害者遺族と負傷者への支援 クライストチャーチの銃撃事件が発生して10日が経ちました。世界的なニュースとして今なお注目されているため、この惨劇の詳細と、ジャシンダ・アーダン首相をトップとするNZ政府の対応については、ご存知の方も多いのではないでしょうか。アーダン首相は実行犯について、悪名をはせようとしたのだろうとし、命を奪った者ではなく、奪われた人々の名前を語ってほしい、そして彼の名前を口にしないことで、我々ニュージーランド人は彼に何も与えないと声明の中で強調しました。 【政府の対応】 平和国家としてのNZの立場、対応を明確化し、支援の具体的内容を発表しました。 ・早期の銃規制法案をまとめる ・負傷者と被害者遺族の方への支援の名言 【ACCによる支援】 NZの医療補償機関ACC(Accident Compensation Corporation)が永住者、訪問者(永住者の親族や観光客など)に関わらず被害者の遺族を前面的にサポートすると表明しました。 ・負傷者は長期的な医療ケアを費用無負担で受けることができる ・NZ国内で労働している者は、週単位で