
小さな親切をリレーに
”Pay it forward”という言葉、聞いたことがありますか? 同名タイトルの映画が2000年にアメリカで公開(日本では『ペイ・フォワード 可能の王国』というタイトルで2001年に公開)されたこともあり、聞いたことがある方も多いと思います。当時12歳だったハーレイ・ジョエル・オスメントが主役トレバー役(中学1年生、11歳という設定)を務め、話題になりました。 ”Pay it forward”とは自分が他の人から受けた親切や恩をまた別の人に渡し、そして、渡された人がまた別の人に、別の形で渡して、という風にどんどん他の人に送っていく、ということです。日本語では『恩送り』と呼ばれたり、ことわざの『情けは人の為ならず』で説明されたりすることも多いようですね。 どこの国で生活していても、小さな親切を受けることはあると思いますが、ニュージーランド人のさりげない親切心には心温まることが多く、これを”Pay it forward”しよう、という気持ちにさせられることが多々あります。 先日八百屋で卵1トレー(30個入り)を買った時のことです。車のカギはなんと